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【こども学部国際セミナー報告 No.4-2】7月16日(土)国際セミナー(2)シンポジウム

「家族支援における創造的挑戦」を総合テーマとする国際セミナー週間の締めくくりとして、7月16日土曜日、浦和ワシントンホテルにて国際セミナーが行われました。前回に引き続き、セミナー後半に行われたシンポジウムについて報告いたします。

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今回のシンポジウムでは、ライアソン大学のキャサリン・モハー氏、浦和大学の船木美佳教授、五十嵐裕子准教授がシンポジストとしてスピーチを行いました。

はじめに、元浦和大学教授で、今回のシンポジウムのコーディネーターを務める伊志嶺美津子氏からシンポジウムのテーマと趣旨について説明がありました。

続いて、キャサリン・モハー氏先生から「家族支援における可能性と課題」(”Opportunities and Challenges of Family Support Programs in Ontario, Canada”)のタイトルでオンタリオ州の家族支援の歴史と最近の動向や、政策による変革の影響、それらを切り抜けてきた創造的な解決策についてお話しいただきました。

船木美佳教授は、カナダ・スタディツアーで出会った「揺れる椅子」のエピソードから、個人の中に固く内在化されている「標準」や「常識」、「普通であることへの呪縛」に気付き、意識の反転が起こることにより、ありのままを認める場所が自然に創出されることをアーティストとしての視点からお話しくださいました。

五十嵐裕子准教授は、日本の「子育て支援」とカナダの「家族支援」の比較から、日本の子育て支援において創造的挑戦を難しくしている問題点について分析され、今後は支援の方法を学ぶだけではなく、基底におかれている、「多様な異なったものに寛容な社会の構築」について学ぶことが有効になるではないかと話されました。

シンポジウムの最後には、参加者の方々とシンポジストによる、家族支援の現状についての質疑応答が行われました。

最後に、橋本由美子こども学部長の総括と挨拶で、多くの方々にご参加いただいた、こども学部開設10周年記念、第3回浦和大学国際セミナーの締めくくりとなりました。


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