【介護福祉科・活躍する卒業生】夢を捨てきれずに介護の現場へ復帰

"活躍する卒業生"の第二回目は、第1期卒業生(1999年3月卒)の重信俊介さんを紹介します。重信さんは現在、埼玉県越谷市にあるグループホーム僚樹苑の施設長として活躍されています。その重信さんですが、ここまで来るには様々な紆余曲折がありました。「一度は介護をあきらめた」というこれまでの道のりをうかがいました。

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グループホームの施設長として活躍する卒業生

グループホーム「僚樹苑」勤務 重信俊介さん浦和短期大学福祉科介護福祉専攻1999年3月卒業

重信さんは1999年に短期大学卒業後、特別養護老人ホーム(以下特養)に就職しました。最初の職場には2年2ヶ月程勤めましたが、勤務中に痛めてしまった腰の様態が悪化してしまい、やむなく退職してしまいました。

退職後は一度福祉の現場から離れ、半年間だけ居酒屋に勤務しました。

これまでとは違った環境での仕事は新鮮で、楽しかったようですが、勤めを続けていくうちに景気に左右さる居酒屋の仕事に不安定を感じはじめる一方、かつて自分が志した介護という仕事への情熱が徐々によみがえり、居酒屋の正社員登用の誘いを断り、再び福祉の現場に戻ることを決意したそうです。

現在の勤務先は、体にあまり負担がかからないよう自宅から近いということで決めました。就職当時、グループホームは社会的にあまり認識されておらず、重信さん自身もグループホームをそれほどよく理解していないまま就職されたようです。グループホームは認知症の利用者さんが少人数で共同生活する場で、特養と比べて自立して生活できる度合いが高い方が多いため、体への負担を気にすることなく働けたそうです。

こうして経験を積んだ現在、重信さんは二つのユニットを統括する施設長を務めています。利用者さんへの対応をきめ細かに行うため、文書で丁寧に連絡するなど管理職としての工夫も説明されました。利用者さんが病院で受診する際、付き添っていく職員の対応で病院側の対応も変ることもあるため、職員の間の意志疎通にはとても配慮しているようです。

僚樹苑の入口をくぐると利用者さんが作成された「赤富士」や正月用の干支の猪の貼り絵などが飾られており、それを誇らしげに説明してくれた重信さんの目には現在の仕事に対する充実感にあふれ、施設長として活躍する頼もしさが漂ってくる印象を受けました。


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