第1号「浦短人語」

短期大学部介護福祉科が発行する「介護の扉」のアーカイブです。

私は、学生たちから提出された文章を添削指導しながら、論理的思考力の成長を見守っています。

1年生の段階では、文章作成の鉄則である5W1Hを数回、説明しても、WhatとWhyの関係を明確に意識できない学生が多くいますので、論理的思考力をどこまで成長させられるか、悩みます。しかし、3回の実習を経た2年生前期には、事実を原因と結果のように論理的に構成する力が、多くの学生において着実に修得されてきます。

学生達は、実習の過程で利用者の方と楽しく接するだけでなく、利用者の方の深い悩み、苦しみを聴くこともあります。「果たして、自分はこの人の前に立つ資格があるのだろうか」と悩みながら、生活を支えてあげたいと思い、さまざまな思考を巡らします。利用者の方の情報を整理し、そのなかから生活の課題を抽出し、支援内容を判断するという介護過程という思考プロセスを踏みます。そうした実習が、学生の人間性を深め、思考力を伸ばしているのでしょう。

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