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こども学部・教員の活動:ウイーン調べ歩き〜その1〜(菅野陽子)

春はかくれんぼしながらやってきますが、皆さんは進級・進学など希望に満ちた春でありますように。浦和大学のキャンパスも、さくらの開花を今かと待ち臨んでいます。

写真1

こんにちは、こども学部の教員菅野陽子です。遅くなりましたが、昨年の9月にウイーンを中心とした海外研修に参りましたので、現地で私が見たり感じたりしたことを報告したいと思います。

心理学を専門とする現在の私にとって、まずウイーンに足を踏み入れてすぐに向った場所は、「フロイト博物館」です。精神分析学で有名なジークムント・フロイト(1856~1939)は、高校生の方でも名前は聞いたことがあるかもしれませんね。建物に赤と白のリボンがあると、それは著名な人に縁がある建物の目印です。(写真1)

フロイト博物館といっても、1891年からナチスに追われロンドンに亡命するまでに住んだ彼自身の住居です。ウイーン9区の高級住宅街にあります。実を言うと2000年より2回目の訪問です。館内の展示品が当時とは変わり、今回のテーマは「フロイトと旅」でした。フロイトの愛用していたカバンや旅行先からの手紙など貴重な資料を見ることができました。(写真2)

ロンドンにも「フロイト博物館」があり、そちらではフロイトの生前の声を聴くことができます。「遂に私は成功した!」(英語)という声に感動のあまり身震いしたものです。 娘のアンナ・フロイト(児童精神分析家)の研究所も、その博物館の前にありました。しかし、顎のがんに侵されていた病身で亡命しなければならなかった彼の気持ちはいかなるものだったのでしょうか。購入した絵葉書の1枚に娘さんとフロイトが自宅の中庭で楽しそうにされている写真があり、その庭にいつまでもたたずんでいたい私でした。(写真3)

つづく…


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