【総合福祉学部】社会福祉援助技術現場実習「実習施設懇談会」

3月11日(水)、浦和大学4号館にて2008年度社会福祉援助技術現場実習・実習施設懇談会が行われました。これは各福祉関連施設の実習指導担当者が集まり、日ごろ現場実習に来た学生たちへの指導が的確か、受け入れる姿勢は整っているか等を話し合い、より質の高い実習指導を行うにはどのようにすれば良いか考える――という内容のイベントです。

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良質な実習指導について協議

開会は浦和大学・総合福祉学部の寺島学部長による挨拶で幕を開けました。その中で、2008年度の実習を終えた学生たちから集めたアンケートや実習報告を基に、今年度の実習が如何なるものだったか。また新カリキュラムへの取り組みについても学部長の見解を示されました。

熊坂氏による講演

熊坂 聡氏は日本社会福祉士会実習施設実習指導者研究委員会に所属されている方で、山形短期大学で人間福祉学科副学科長も務めておられます。講演の題目は「社会福祉の現場実習に求められること ~相談援助実習とソーシャルワーク実習の確立~」です。主な内容は新カリキュラムと相談援助実習の考え方、施設・機関におけるソーシャルワーク実習要件の現状とこれから、援助技術現場実習における未解決課題、ソーシャルワーク9機能をベースとした実習プログラムの解説などでした。また、氏が繰り返し仰っていたのは「施設体験型実習」ではなく「技術習得型実習」でなければ現場実習をする意味合いが薄いということでした。学生は、実習に入ると現場の雰囲気に飲まれて、大学で学んできたことが飛んでしまう。沢山見せればよいというわけでなく、ソーシャルワークとして現場が提供できるものを絞り込んで繰り返し身につけさせていくことが大切、ということでした。

本学は、他大学より巡回回数が多く、学内指導から実習まで同一の教員が一貫して担当し指導を行っています。

TOPIC:演習と発表

演習〔1〕ではワークシートを用いて、SW9機能(ソーシャルワーク9機能)に基づく相談業務およびソーシャルワーク実践の抽出を一人ひとりで行いました。ここまででイベント前半が終わりとなり、喫茶コーナーで休憩タイムとなりました。休憩では本学のボランティア学生によりお茶やコーヒー、ケーキなどで参加者をもてなしていました。

演習〔2〕では相談援助実習、ソーシャルワーク実習の組み立て(順番、材料、指導方法)を情報交換しながら行いました。続いて、話し合ってたどりついた結論をグループごとに発表し、閉会となりました。参加者からは「今日の成果を施設に持ち帰り、早速来年度の実習から使えそうです。参加してよかった」との感想も聞かれました。


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