【総合福祉学部】授業の紹介!「社会福祉援助技術演習Ⅲ」

67歳・女性。転倒により骨折し入院。車椅子で生活。要介護度3。本人は自宅復帰を希望だが、家族は介護が困難なことから老人保健施設への入所を希望しており、ソーシャルワーカーに相談・・・

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演じることで、それぞれの立場を感じながら援助方法を考える

これは、総合福祉学部の馬場准教授が担当している社会福祉援助技術演習IIIの授業の様子。授業は20名弱の少人数で行われ、5つの班に分かれて班ごとにテーマを設定し、様々な福祉サービス利用者の援助方法について考えるというもの。冒頭の内容は、利用者と家族とのニーズが対立しているケースをテーマにした班の発表で、主介護者である利用者の息子とその嫁、ソーシャルワーカーが事故により障がいを負った母親(利用者)の生活援助方法について相談している場面。

息子は、できるだけ自分の母の希望をなるべく汲み取りたい。一方、息子の嫁は子どもがまだ小さく、共働きのうえ、自宅の部屋数が少ないことから、義母が自宅で療養するのとは別の方法が無いかと考えている設定。この夫婦に相談を受けているソーシャルワーカーは、家族と要介護状態の母親本人の希望を尊重しつつ、最善の方法を考える。

息子、嫁、ソーシャルワーカーの役を発表する班の学生が実際に演じる(ロールプレイ)ことでそれぞれの立場から意見を出し、ロールプレイ終了後、今回のケースで想定される援助方法と、そのメリット・デメリットについて挙げ、最終的に班としてまとめた援助方法を発表した。

この他にも、身体障がい者通所授産施設での利用者ニーズをいかに職員が汲み取るかといった問題や、施設の運営方針とソーシャルワーカーの支援方法が対立したケース、施設職員同士の考え方が対立しているケースなど、班ごとに様々なケースを設定、登場人物の役を演じながら検討した援助方法が発表された。

授業では、各班の発表の論点を馬場准教授が整理し、他に考えられる援助方法の可能性やメリット・デメリットなどについて他の班の学生からも意見を求めながら進められ、具体的な援助場面を想定した中での援助方法について学んでいた。


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