【こども学部】在校生Message「保育者への歩みを支えてくれた実習」

こども学部の在校生メッセージです。タイトルは「保育者への歩みを支えてくれた実習」です。

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保育園での実習を振り返ってみると、もう半年も前のことなのに、昨日のことのように思い出されます。実習初日、今日からの2週間を無事に過ごすことができるだろうか、子どもたちとしっかりかかわることができるだろうか等、不安で一杯でした。しかし、園長先生をはじめ多くの先生方から「子どもたちとたくさんかかわって、そのかかわりを楽しんでね。」と声をかけていただき、気持が軽くなり、自然と笑顔になれたのを覚えています。

実習中の思い出はとてもたくさんあり、その全てが楽しかった、充実した思い出として残っているのですが、特に印象に残っているのは、部分実習(保育者の代わりに、実習生が30分から1時間、保育を担当すること)をした時のことです。実習前のオリエンテーションの際に、1歳児クラスで部分実習をさせていただくことが決定したので、実習が始まるまでに、オリジナルの手作りペープサート『だれかな、だれかな』を準備していました。部分実習当日、私がテーブルを置いたり、マットを敷いて準備をしていると、子どもたちは何かが始まることに気づいた様子で、集まってきてマットに座りました。ペープサートを始め、動物を登場させると、子どもたちが笑顔になり、「ニャンニャン」など声をあげたり、その場に近づいて見る等、様々な反応がみられ、楽しんでいる様子がみられました。ペープサートが終了した時、子どもたちが「もう1回やって」と言ってくれたので、もう1度やりました。子どもたちとやりとりをしながら進められたこと、子どもたちが楽しんでくれたことがとても嬉しかったです。あの日みた、子どもたちの瞳や笑顔は、いつまでも忘れることのない大切な宝物です。

今回の実習での子どもたちとの出会いはもちろんなのですが、実習園の先生方との出会いも、私にとって大きな意味をもつものとなりました。そのことを強く感じたのは、反省会のときでした。私は、0~2歳児の3クラスで実習をしたのですが、反省会の時に各クラスの先生方が、私の実習中の様子を、「子どもたちと笑顔でかかわっていた」「穏やかで落ち着いた雰囲気があるので、子どもたちが安心して集まっていった」「子どもたちとのかかわりの様子をみて、初めての実習だとは思えなかった。」等と言ってくださり、園長先生も「どれだけ保育の知識があっても、勉強ができたとしても、保育というのは、“人”。 穏やか、落ち着いている、ゆったりとした雰囲気、笑顔というのは、今から身につけようとしても難しい。今までの育ちというものがある。だから、あなたがもっているいい所をこれからも大切にして、いい保育者になってください。頑張ってね。応援しています。」と話してくださったのです。先生方、園長先生の言葉がとても嬉しく、自分に自信をもつことができました。

2週間の実習を通して、遊びの中での育ち合いについてと、その遊びを支える保育者のかかわりについて深く学んでいきたいと感じました。また、子どもたちにとって保育者は、受けとめる役割、伝える役割、環境を構成したり具体的に援助したりする役割、モデルとして動く役割等、場面に応じて様々な役割を果たすことが求められると感じたので、自分のとるべき役割を判断する根拠となる、子どもの内面の理解、「かかわりの対象」への理解を深めたいと思いました。

私にとって実習というものは、大学での学びを深め、また広げ、自身の今後の課題を見出すことができたとても貴重な体験でした。実習に行かせていただいたことに本当に感謝し、嬉しく思っています。


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