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総合福祉学部「福祉現場における理念と実践」授業レポート

福祉の理念と実践がダイナミックに作用する姿を学ぶ

総合福祉学部では、本学関連施設スマイルハウス職員による企画授業が昨年度からはじまりました。この授業は、福祉現場の具体的な事例をとおして、施設や職員一人ひとりが大切にしている福祉の心を共感的に理解し、福祉の理念と実践がダイナミックに働く姿を学ぶことをめざしています。

老人福祉施設スマイルハウスには生活、介護、看護、栄養、地域支援などに関するさまざまな専門職がチームで働いています。各部門で働く指導者が、日々の具体的な活動の中で大切にしている心構えを学ぶことは、学生にとっては貴重な現場学習の機会となります。

    今回の授業のポイントは次のとおりです。

  1. 「認知症になっても、生きる喜びを感じながら生活することができる。」
  2. 「たとえどんな人でも、死に瀕していても、生命の質は変わらない。」
  3. 「チームで働く喜びややりがい。」

各部門の担当者は、それぞれの具体的な課題について、何が利用者にとって最善かをまず第1に考え、たとえ意見がぶつかり合っても専門職同士で知恵を出し合い困難な課題を克服していく喜びについて学生たちに語りました。

チーム授業を取りまとめた仲矢施設長によれば、職員が利用者をどれだけ大切に思っているかという姿勢、利用者に何とかして幸せに過ごしてほしいと願っていること等を、学生が共感しながら感じ取ってくれたとのことでした。

8月に施設で行われた納涼祭に参加した学生は、利用者さんと手を握り、利用者さんの笑顔に笑顔を返す喜びを実感したようです。

    学生の感想

  • たとえ利用者が認知症でも、その支えてくれる人たちの思いやりはきっと伝わるのだと思いました。
  • ただ単に利用者の人に栄養の良い食事を与えるだけではダメで、その人の生きがいや尊厳を大切にしながら食事をとってもらうことが大切だと分かりました。
  • 一人ひとりと丁寧に向き合っているので、改めてすごい仕事だなと思いました。

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