総合福祉学部でスマイルハウス企画授業が始まりました

リアルな事例が福祉のモチベーションを高める

総合福祉学部では、併設の特別養護老人ホームスマイルハウス職員による半期授業が行われています。今回の授業のリニューアルにあたり、その改善ポイントを「スマイルハウス」施設長・仲矢さんに伺いました。

1つ目は、職員が実際に体験した事例を用いて、その時感じたことを含めて生の声をできるだけたくさん学生たちに届けることです。危機介入の事例では、「ついさっきあったこと」をリアルに学生たちに語りかけます。

2つ目のポイントは、社会福祉士として将来活躍することを目指している学生のモチベーションが上がるような工夫をしています。例えば授業では、「一人で公園にいる知らない老人がちょっと話しかけてきたらあなたはどうしますか」という具体的な設定をもとに、認知症で名前も分からず、帰るところも分からないという状況でどうするかというロールプレイを行います。

また、高齢者と触れ合う体験が授業理解に役立ちますので、2回目の授業ではスマイルハウス見学を行い、利用者さんと交流する機会を持ちました。(この授業は認知症サポーター養成講座も兼ねています。)

もっとも心がけているのは、理念と実践という授業の趣旨から、「福祉の心」を事例をとおして伝える、ということです。スマイルハウスの理念である「信頼・希望・愛」を伝えています。知識だけでなく福祉の心があって初めて一人前の介護者であることを学生たちが自覚してもらえれば嬉しいです。

学生の感想

  • 「困っている人への対応の仕方について学ぶことができました。ロールプレイを体験したことで、言葉で説明されるよりも、わかりやすく、ためになる講義でした。」
  • 「言葉で伝えるのは難しいことなんだと感じました。助けようと声をかけることができても、普段自分達が話している内容は、簡潔であったり、短いセンテンスから様々な意味を汲み取ったりしているので、それらを把握するのが困難な人に伝えるのは大変だと思いました。」
  • 「社会福祉施設の見学に行ったことがなく、高齢者の方とあまり深く接したことがなかったので、今回のスマイルハウスの見学はとても良い経験になりました。また、施設でどのような事をしているのかを今回の見学で知る事ができました。」

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