こども学部授業紹介:日本文化(高野実貴雄)で三遊亭円丈師匠が創作落語を披露

2012年12月18日(火)「日本文化」(担当教員、高野実貴雄)の授業にゲストとして、三代目三遊亭円丈師匠が来学し、こども学部学生のために創作落語「シンデレラ伝説」を披露しました。

三遊亭円丈師匠

三遊亭円丈師匠が創作落語を披露

2012年12月18日(火)4限の「日本文化」(担当教員、高野実貴雄)の授業にゲストとして、三代目三遊亭円丈師匠が来学し、こども学部学生のために創作落語「シンデレラ伝説」を披露しました。

三遊亭円丈師匠は明治大学演劇科に入学後、翌39年落語家になるために大学を中退。昭和の名人と言われた三遊亭円生門下に入門。13年の修行の後に真打に昇進し、三代目三遊亭円丈を襲名しました。新作落語の創作で頭角をあらわし、300本を超える自作の新作落語の数と質の高さは、現代落語界では類を見ません。

今回授業で演じた「シンデレラ伝説」は、こどもが「シンデレラ」について、「ストーリーを知らない」父親に尋ねるという内容で、父親が知っている物語――例えば「三匹の子豚」「赤ずきんちゃん」「桃太郎」「金の斧/銀の斧」など――を継ぎ接ぎしながら「ナンセンス」に物語を構成して行きます。

しかし「下げ」に向かう過程においての既存の物語の積み上げ方はむしろ「ナンセンス」なものではなく、計算されたものであり、ここに学生に学んで欲しい「センス」がある、と高野教授は言います。

また、三遊亭円丈師匠が今回「シンデレラ伝説」を選んだ理由は、こども学部の学生になじみ深い「既知の物語」(=分散した物語)を下敷きに、「未知の物語」(=既知の集合としての新しい物語)を構築するための方法を示唆することが狙いではないか、と高野教授は付け加えます。

こども学部では卒業研究において「卒業論文」を提出する学生と同数程度、「卒業制作」を提出する学生がいます。例えば、高野ゼミでは民話劇『井沢弥惣兵衛と見沼伝説』の創作を行っており、役作りの一環として、「井沢弥惣兵衛」や「見沼伝説」縁の地を訪ています。

最後に、円丈師匠から「みんなが『卒業論文・卒業制作』を執筆・制作をする時に、今日の授業で学んだ事が役に役に立てばいいね」というメッセージを学生におくり、授業を締めくくられました。


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