福祉業界お役立ちコラム

保育士に向いている人の特徴とは

保育士に向いている人の特徴とは

保育士の仕事は、単に子どもと接するのが大好きという気持ちだけでは満足にこなせず、毎日めいっぱい遊んでも平然といられる体力や、どんな場面でも前向きに挑める強い精神力など様々な能力が求められます。そのため、実際に保育士として就職してみたものの、「自分は保育士に向いているのだろうか」と思い悩んでしまう人も少なくないのが現状です。では、どんな人が保育士に向いているのでしょうか。以下にいくつかの特徴を紹介します。

保育士に向いている人の特徴

子どもと接するのが大好き

保育士に向いている人の特徴として、真っ先に挙げられるのが「子どもと接するのが大好き」であることです。子どもの目線になって、子どもの興味や関心を引き出し、保育士も一緒になって遊ぶ時間こそ、子どもたちの豊かな成長・発達を促す大切な時間です。
子ども嫌いな人でも保育士の資格を取得できますが、毎日子どもと接する仕事ですので、実際に仕事を続けていくのは難しいかもしれません。どんな親でも子ども嫌いな保育士には自分の子どもを安心して預けられませんし、子どもへの影響も心配されます。

メンタルが強い、ポジティブ思考

保護者からクレームを受けるなど、仕事が上手くいかないときがあっても、いつまでも悩まず前向きに仕事に取り組める性格の持ち主は、保育士に向いています。ときには、なかなか立ち直れないときもあるかもしれませんが、一人で悩みを抱え込まず、周囲の力を得ながら解決方法を探る積極的な姿勢も大切です。

健康で体力がある

子どもと一緒になって走り回りながらも、安全を確保するために子どもたちの様子に配慮するには、子どもに負けない体力と集中力が欠かせません。また、保育士が子どもたちに風邪を移すようなことがあってはなりません。日頃から体力づくりを心掛けるのはもちろんのこと、栄養、睡眠のバランスに配慮し、体調管理を徹底する必要があります。

ユーモアのセンス、遊び心がある

保育士にとって、ユーモアの感覚は大変重要な能力の一つです。特に、就学前の子どもたちは、ふざけたり、からかったり、おどけたりすることで、人格形成の基礎を培うと言われています。また、いつも暗くて怒っているような表情をしているよりも、明るく楽しい保育士は、子どもたちに慕われます。保護者受けも良く「何でも話しやすい」関係性を築きやすくなるでしょう。

人付き合いが得意

子どもの保護者との関係性が、子どもたちの成長・発達に直結するといっても過言ではありません。ちょっと苦手だなと感じた保護者でも、社会人として最低限のマナーを守りつつ良好な関係を維持していかなければなりませんので、人付き合いが得意である方が保育士に向いていると言えます。

子どもの成長・発達にとって最も重要な時期の保育を担う保育士の仕事は、大変やりがいがあり、他の職種では味わえない感動をたくさん得ることができます。「人前で話すのが苦手」「体力に自信がない」などと不安な面があっても、現場経験を通して克服し、保育士としての適正を伸ばす可能性があります。諦めず、保育士になる夢を叶えていきましょう。

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